ニーチェの見たプルタルコス「プルタルコスすらもはや読まれていないのだ!」

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哲学者のフリードリヒ・ニーチェは、ギリシャの著述家プルタルコスについてどのように考えていたのだろうか。

フリードリヒ・ニーチェのプルタルコスへの言及は、ニーチェの遺稿集『生成の無垢』の中に見ることができる。

「プルタルコスすらもはや読まれていないのだ!」

哲学は精神的な丘陵地帯、、、、、、、、を数百年をつうじて確保すべきだ、かくして一切の偉大なものの永遠の豊作を。

科学にとっては偉大とか卑小とかはない――だが哲学にとってはあるのだ! 右の命題で科学の価値が測られている。

崇高なものの確保、、、、、、、、

なんらかの英雄的な力を呼吸している書物が、現代においてはなんと異常に欠如、、していることか! ――プルタルコスすらもはや読まれていないのだ!

引用:『生成の無垢』上巻(1994、ちくま学芸文庫)119、120頁

 

この記事はちくま学芸文庫『生成の無垢』上巻をもとに書かれた。

ところで『ツァラトゥストラかく語りき(ツァラトゥストラはこう言った)』はともかく、ニーチェの著作は上下巻に別れていてもアフォリズム形式なので、上巻だけ買う・下巻だけ買うという買い方でも読む分には支障はきたさない。

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フリードリヒ・ニーチェ

フリードリヒ・ニーチェ(1844年10月15日 – 1900年8月25日)はドイツの哲学者。バーゼル大学で古典文献学の教授として勤務、この頃の同僚には歴史家・ヤーコプ・ブルクハルトがいる。哲学者ショーペンハウアー、音楽家ワーグナーに影響されるも後に決別。病気に苦しみつつも哲学的思索に没頭するも、1889年に発狂、その11年後の1900年に死没している。「神の死」「超人」「永劫回帰」といった概念によって現代にまで強い影響力を持つ哲学を展開した。主著に『善悪の彼岸』『ツァラトゥストラかく語りき』がある。(参考:Wikipedia

プルタルコス

プルタルコス(希: Πλούταρχος、羅:Plutarchus、46年から48年頃 – 127年頃)は、帝政ローマのギリシア人著述家。著作に『対比列伝』(英雄伝)などがある。英語名のプルターク(Plutarch [ˈpluːtɑrk])でも知られる。(中略)

ボイオティアにあるカイロネイアの名門出身。アテナイで数学と自然哲学を学び、ギリシャ本土と小アジアのサルディス、エジプトのアレクサンドリアに赴き、カイロネイアの使節としてローマにも度々滞在した。生涯を故郷で過ごし、市民と親しく付き合い、ローマからの客をもてなしたので、家は大いに賑わったとされる。

引用:Wikipedia

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