加茂田重政から見た石川裕雄「わしは何も思わん。極道として当たり前のこと」

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山口組から分裂した一和会の有力者だったヤクザ・加茂田重政は、四代目山口組組長・竹中正久の射殺を指揮した同じ一和会の石川裕雄についてどのように見ているのか。

加茂田重政は石川裕雄について著書『烈侠』で言及している。

「わしはなにも思わんな。極道として当たり前やろ」

石川裕雄はその「敵組織トップの竹中正久組長射殺」という大きな成果を出したことから、ある意味では伝説的な人物だが、それにしては加茂田の言葉は意外なほど素っ気ない。

加茂田は『烈侠』で次のように手短に述べている。

竹中四代目を弾いた石川裕雄は旭川刑務所にいるが、「ヤクザになったことも、事件も後悔してない」と言うとるようやな。せやから反省がないっちゅうことで出てこられへんのか。

石川は本になっとるし(木村勝美『極道の品格』メディアックス)、孫が買うてきて読んでたわ。「かっこええ、この人!」って言うて。

そのようなことを決行した石川裕雄らに対してはどう思うか? わしはなにも思わんな。極道として当たり前やろ。

引用:加茂田重政『烈侠』(2016年・サイゾー)181頁

加茂田重政

加茂田 重政(かもだ しげまさ、1930年7月6日 – )は、日本のヤクザ。暴力団・一和会副会長兼理事長、加茂田組組長、元三代目山口組組長代行補佐。

引用:Wikipedia

加茂田は四代目山口組から分裂した一和会の中心人物だった。

世間一般では、NHK記者のインタビューに対して「来たらこっちもやります、ケンカはします。それははっきり言っときます、来たらね」と答えたニュース映像で広く知られている。

一和会 加茂田組長にインタビュー
山口組札幌入り 一和会 加茂田組長

石川裕雄

石川裕雄は昭和23年6月5日生まれのヤクザ。元山口組組員で、山口組から分裂後の一和会・北山組・悟道連合会の会長だった。四代目山口組組長・竹中正久の射殺を指揮したことで有名。アメリカに留学経験があり、現地では空手の大会にも参加するなどヤクザとしては異色の人物だった。石川について書かれた木村勝美の『極道の品格』という本も出版されている。現在も旭川刑務所で服役中と思われる。
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