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三島由紀夫

小説家

三島由紀夫から見た自意識の問題をめぐる石原慎太郎・林房雄・太宰治・舟橋聖一・川端康成の特徴

三島由紀夫は対談集『源泉の感情』で、「自意識で破滅する作家としない作家」として、石原慎太郎・林房雄・太宰治・舟橋聖一・川端康成といった各人へのそれぞれの見方を披露している。 この記事の主要な登場人物 三島由紀夫(みしまゆきお) 三島由紀夫(...
小説家

三島由紀夫の見た深沢七郎と野坂昭如「非インテリとインテリの違い」

小説家の三島由紀夫は、深沢七郎と野坂昭如をどう見たのか。 三島は深沢七郎と野坂昭如について対談集『源泉の感情』の武田泰淳との対談で言及している。 (深沢七郎は三島や野坂に比べれば知名度で劣るかもしれないが、「楢山節考」「風流夢譚」といった小...
小説家

石川裕雄の拘置所での読書 アダム・スミスと王陽明と三島由紀夫 

石川裕雄本人に取材した木村勝美の著書『極道の品格』では、石川裕雄が未決囚の時に拘置所で読んだ本や、それに関する感想が簡単に書かれている。 ヤクザとお固い本の取り合わせが興味深いので、この記述を取り上げてみる。 この記事の主要な登場人物 石川...
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小説家

小林秀雄の見た三島由紀夫「君は才能の魔」「堕ちてもいい、ひるんだらダメですよ」

批評家の小林秀雄は、三島由紀夫の対談集『源泉の感情』(河出文庫)に収録されている対談「美のかたち」で三島由紀夫と対談し、三島について興味深いことを語っている。 この記事の主要な登場人物:小林秀雄と三島由紀夫 小林秀雄(批評家)‥‥‥ Wik...
小説家

折口信夫の太宰治の自殺に関する見解「太宰は心中ではなく殺された」

保田與重郎の『作家論集』(保田與重郎文庫)の、三島由紀夫の死について書いた「天の時雨」で、唐突に民俗学者の折口信夫が太宰治の自殺について述べた言葉が出てくる。 読んでいてかなり意外なことを言っており驚いたので、それを書いておくことにする。 ...
小説家

三島由紀夫が太宰治を嫌いな理由「顔、田舎者のハイカラ趣味、適しない役を演じた」

小説家の三島由紀夫が太宰治を嫌っていたということは有名な話である。 別の記事で、三島由紀夫が太宰に面と向かって「僕は太宰さんの文学は嫌いなんです」と言い放ったエピソードを紹介した。 三島由紀夫の太宰治嫌いエピソード「僕は太宰さんの文学が嫌い...
小説家

三島由紀夫の太宰治嫌いエピソード「僕は太宰さんの文学が嫌いです」

小説家の三島由紀夫が太宰治を大嫌いだったという話はよく知られている。 三島由紀夫が太宰に面と向かって「僕は太宰さんの文学は嫌いなんです」と言い放ったエピソードはあまりに有名である。 これは昭和21年12月のこと、三島が21歳、太宰が37歳の...
小説家

三島由紀夫の見た保田與重郎「持ち上げている作品が世にもつまらないものばかりで呆れた」

小説家の三島由紀夫は批評家の保田與重郎をどう見たのだろうか。 三島は保田與重郎について「私の遍歴時代」で言及している。 三島由紀夫(みしまゆきお) 三島由紀夫は日本の小説家、劇作家、評論家。生年月日は1925年(大正14年)1月14日。小説...
小説家

三島由紀夫は昭和天皇をどう見たか「卒業式でとてもご立派だった」

小説家の三島由紀夫は昭和天皇をどう見たのだろうか。三島は昭和天皇について、東大全共闘との討論をまとめた『美と共同体と東大闘争』(角川文庫)で言及している。 三島由紀夫(みしまゆきお) 三島由紀夫は日本の小説家、劇作家、評論家。生年月日は19...
小説家

三島由紀夫は吉本隆明をどう見たか「これを彼が言うところが面白い」

小説家の三島由紀夫は評論家・思想家の吉本隆明をどう見たのだろうか。 三島は吉本隆明について『対談集 源泉の感情』で言及している。 三島由紀夫(みしまゆきお) 三島由紀夫は日本の小説家、劇作家、評論家。生年月日は1925年(大正14年)1月1...
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