初月無料、電子書籍200万冊以上が読み放題

Amazon Kindle Unlimited の詳細はこちら

後藤忠政から見た山口二矢「あんな生き方ができたらと憧れた」

この記事は約2分で読めます。
スポンサーリンク

山口二矢(やまぐち おとや)は戦後の右翼活動家としては、三島由紀夫、野村秋介あたりに次いで有名で、民族主義活動家の間で崇敬の対象とされる一人となっている。

その山口二矢について、元暴力団組長の後藤忠政は自著の中で言及している。

スポンサーリンク

この記事の主要な登場人物

後藤忠政(元暴力団組長)‥‥Wikipedia
山口二矢やまぐちおとや(右翼)‥‥‥Wikipedia

「あんな生き方ができたらと憧れた」

山口組の二次団体である後藤組組長だった後藤忠政は、自著の『憚りながら』(はばかりながら)の中で、少年時代の喧嘩について言及した後で、浅沼刺殺事件の実行犯である山口二矢について触れている。

ちょうどそれと同じ頃に、社会党委員長の浅沼(稲次郎)刺殺の事件があった(1960年)。あれをやった山口二矢は、俺と同い年でさ。「われわれの世代にも、凄い男がいるんだなあ」と思ったよ。

17歳で、自分の思想、信念のもとに政治家を殺して、鑑別所で命を閉じるなんて、凄い衝撃だった。ショックを受けたよ。俺もあんな生き方ができたらと、一時は右翼に憧れたもんだ。

田舎だったから、(右翼団体に入る)機会はなかったけど、「同い年でもあんな奴がいるのに、逃げたら恥ずかしいじゃないか、男としてみっともないじゃないか」ということは思ったな。

引用:後藤忠政『憚りながら』(宝島社、2010年)38ページ

後藤忠政『憚りながら』の見どころ・読みどころ

この記事の引用文は後藤忠政の著書『憚りながら(はばかりながら)』からのものである。

この著書『憚りながら』では、後藤忠政が、父や兄にいじめられていた幼少期の記憶から説き起こし、静岡での愚連隊時代、山口組組長時代など、各時期についてそれぞれ起こった出来事や印象に残ったことなどを語っている。

その面白さは暴力団組長としての後藤忠政の経歴に興味のある人にとっては無論のことだが、そこに出てくる人物の多士済々な顔触れは、仮に裏社会に興味のない人でも興味深く読めるのではないかと思わせるものである。

裏表問わず縦横に繰り広げられる後藤の人物評は、賛否はともかくとして、なるほど例え裏社会であっても位人臣を極めた人はそれなりの一家言を持つに至るものなのだな、と思わせてくれる。

また言うまでもなく、子供から不良少年に、不良少年からチンピラに、チンピラからヤクザに、そしてヤクザ渡世を引退、という後藤忠政のヤクザ渡世を俯瞰できるこの著書は、アウトローに興味のある人なら一度は読んでみても損はないだろう。

Amazon『Kindle Unlimited』の紹介

ネット上でお好みの記事を探すことに疲れていないだろうか?
そんな人には、Amazonの電子書籍読み放題サービス『Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)』がお勧めだ。
『Kindle Unlimited』のポイントは以下の通り。

  • スマホ、タブレット、PCなどどんな端末でも利用可
  • マンガ、小説、雑誌など200万冊以上が読み放題
  • 料金プランは月額980円、初回は30日間完全無料
  • 即解約しても30日間利用可、ペナルティ無し
  • 不定期でさらにお得なキャンペーンも有り

加えて、管理人から『kindle Unlimited』の登録について4つほどアドバイスがある。

  • 『kindle Unlimited』では定期的に読める本の入れ替えがある。(ラインナップからなかなか外されない本もあるが)絶対に読みたい本がラインナップの中に見つかったら、早めに登録した方がいいかもしれない。
  • kindle端末(kindle閲覧専用機器)の中にはオプションとして3ヶ月無料で『kindle Unlimited』を利用できるものがある。ガッツリ読むつもりで『kindle Unlimited』に登録するなら、オプション付きのkindle端末を購入するのも一つの手である。
  • 先述のように『kindle Unlimited』では定期的にお得なキャンペーンがあるので、すぐに利用しない人でも、利用するつもりがあるなら定期的にチェックだけでもした方がよい。
  • 一度登録して解約した人でも、ある一定の期間が経過すると初回利用の30日無料が回復するケースがある。同じくまた利用するつもりがあるならチェックした方がよい。
右翼ヤクザ
スポンサーリンク
偉人は偉人をどう見たかをフォローする
偉人は偉人をどう見たか
タイトルとURLをコピーしました