後藤忠政から見た小沢一郎「権力闘争に強いが覚悟も信念も感じない」

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人物紹介

後藤忠政

後藤 忠政(ごとう ただまさ、本名: 後藤 忠正=読み同じ、1942年9月16日[1] – )は、日本の元暴力団員。20世紀から21世紀の初頭に掛けて活動したヤクザ。

暴力団・川内組若頭補佐兼静岡支部長を経て、暴力団・後藤組を結成、後に伊堂組舎弟となった。指定暴力団・山口組の幹部構成員として、五代目山口組若頭補佐、六代目山口組舎弟などを歴任したが、2008年をもって引退した。

引用:Wikipedia

小沢一郎

小沢 一郎(おざわ いちろう、1942年〈昭和17年〉5月24日 – )は、日本の政治家。国民民主党所属の衆議院議員(17期)、国民民主党総合選対本部長相談役。

自治大臣兼国家公安委員会委員長、内閣官房副長官(政務担当)、自由民主党幹事長、新生党代表幹事、新進党幹事長、新進党党首、自由党党首、民主党代表代行、民主党代表、民主党幹事長、国民の生活が第一代表、生活の党代表、自由党共同代表などを歴任した。

引用:Wikipedia

「権力闘争に強いが覚悟も信念も感じない」

山口組の二次団体組長だった後藤忠政は、自著の『憚りながら』の中で、当時の民主党政権を批判しつつ小沢一郎について触れている。

俺は小沢さんという人は、もうちょっとマシな政治家だと思ってたんだよ。今の世の中、選挙=政権だからな。その選挙に最も強いのが小沢さんだ。(中略)

けれども、いざ政権を取った後は、「親分の田中角栄に比べたら、この人もまだまだだな」と思ったよ。角さんや、小沢さんの兄貴分だった金丸さん、竹下さんに比べて人望がなさ過ぎる。あの人たちは、与党はもちろんのこと、野党の間でも人望があったじゃないか。

それに比べて、小沢さんは「新生党」「新進党」「自由党」と党を変える度に、子分たちが離れていった。結局、引っ掻き回すだけ引っ掻き回して、その度に人心が離れるから、本格的な政権が作れないんだ。

そりゃあ、確かに小沢さんの掲げてる政策は立派だよ。けどそれを実現する能力がない。人望がないから。人がついて来んから。それにさっきも言ったように、「この国のために命を懸ける、我が身を賭する」という覚悟も、信念も感じられない。(中略)

つまり小沢という政治家はしょせん政局の人、政権を作るまでの人であって、政権を担う人じゃないということだ。(中略)

ただ、今の日本の政治家の中で、最も権力闘争に強い政治家が小沢さんであることは間違いない。しかし、小沢さんはその「権力」の使い方を、履き違えてるんじゃないか。

引用:後藤忠政『憚りながら』(宝島社、2010年)226・227ページ

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