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小林秀雄から見たヒトラー「ナチズムの中核はこの人物の憎悪にある」

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批評家の小林秀雄は、ドイツの政治家アドルフ・ヒトラーをどのように見たのだろうか。

小林秀雄はヒトラーについて、エッセイ集『考えるヒント』中の「ヒットラーと悪魔」で語っている。

小林秀雄(批評家)―― Wikipedia
アドルフ・ヒトラー(政治家)―― Wikipedia
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小林秀雄から見たヒトラー

「ヒットラーと悪魔」という題名から分かる通り、このエッセイはヒトラーの人物像をめぐって書かれたものである。

全編引用するわけにもいかないので、この中から特に興味深い箇所だけを幾つか抜粋してみる。

「ナチズムとは燃え上がる欲望だ」

ヒットラーの「マイン・カンプ」(我が闘争:引用者注)が紹介されたのはもう二十年も前だ。

私は強い印象を受けて、早速短評を書いた事がある。今でも、その時言いたかった言葉は覚えている。

「この驚くべき独断の書から、よく感じられるものは一種の邪悪な天才だ。ナチズムとは組織や制度ではない。むしろ燃え上る欲望だ。その中核はヒットラーという人物の憎悪にある」

ヒトラーの人生観

彼の人生観を要約する事は要らない。要約不可能なほど簡単なのが、その特色だからだ。

人性の根本は獣性にあり、人生の根本は闘争にある。

これは議論ではない。事実である。それだけだ。

絶望の力、憎悪の完成

下記文中の「収容所」とは、ヒトラーが若い頃に入っていたとされる「ルンペン収容所」のことである。

彼の所謂収容所という道場で鍛え上げられたものは、言わば絶望の力であった。無方針な濫読癖で、空想の種には困らなかった。

彼が最も嫌ったものは、勤労と定職とである。当時の一証人の語るところによれば、彼は、やがて又戦争が起るのに、職なぞ馬鹿げていると言っていた。

出征して、毒ガスで眼をやられた時、恐らく彼の憎悪は完成した。

「ヒットラーと悪魔」(『考えるヒント』)

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批評家政治家
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